曼荼羅ストーンは道具さえあればだれでも簡単にはじめられます。
しかし、実際にやってみると思った通りのキレイなドットが打てないと思うこともしばしばあります。
そんなときこそ自分自身を向き合ってみるいい機会になるかもしれません。
疲れが溜まる生活
最近は肉体的にも精神的にも疲れが溜まりやすい生活になっている人が多いと思います。
日頃の活動量が多くなるほど、睡眠不足になったり、移動距離が長いなどので肉体疲労は蓄積されます。
また精神的には、心配しすぎる、考えすぎる、人の目を気にしすぎる。
現代はSNS疲れという言葉がありますが、パソコンやスマホで神経を刺激するメディアに触れて気づかない間に疲弊しているなど。
このようなさまざまな原因によって疲れが蓄積し慢性的にエネルギーが不足している方も多いのではないでしょうか。
意識的にスローダウンをする
そんなとき一つアドバイスをするとしたら、ゆっくりと速度を落とすということです。
ほんのひと時でも意識的にスローダウンをし、心をあえて空っぽにすることは大切だとおもいます。
スローダウンとは、より深い意図と注意力をもって行動することです。
心と体を結ぶ
自然のなかで体を動かすと気分的にリフレッシュできるという経験のある方も多いでしょう。
同じようにドットストーンをしているとき、自分自身に触れ心と体の調和がとれた状態に近づきます。
なかなか自然のなかに出かけられなくても、自宅で気軽にできるのもいいところです。
ほんのひと時芸術に身をおいて、没頭している瞬間に生きていることを意味します。
難しく考える必要はない
曼荼羅ストーンは、視覚や触覚などで楽しめることはもちろんできますが、物理的なものを超越しています。
自由な表現と意識的なスローダウンはマインドフルネス効果を発揮します。
曼荼羅ストーンをつくるときのコツ
では、スローダウンをしてキレイなドットを描くためにはどうしたらよいのでしょうか。
ちょっとしたコツをお教えしたいとおもいます。
①注意深く観察する
ドットをしやすい角度というのは、人それぞれです。
なので、まずは絵の具を使う前に視覚的に自分が打ちやすいところに支持体を持ってくる必要があります。
またドットを描いているときは注意深く観察し、支持体からドットが離れる瞬間を観察します。
②速度を落とす
ドットを打つときは、速度を落とす(スローダウン)必要があります。
意識的に速度を落とすことで
- キレイなドットを打つことができる
- 絵の具の飛沫を防ぐ
- 意図しない絵の具汚れを防ぐ
ということができます。
③呼吸を止めない
あまりに集中しすぎて、呼吸が浅くなってはいけません。
呼吸が不安定になると、塗装の手に必要な酸素が届かなくなり、自分が思い描いているようなドットが打てません。
深く静かに呼吸すればするほど、リラックスと集中力が高まります。
また、長時間続けていると目や手の疲れがでてきますので、一気に仕上げるよりも休憩をしながら時間をかけて作品を完成させるとよいでしょう。
まとめ
曼荼羅ストーンをつくるときのアドバイスを3つあげてみましたがいかがでしたでしょうか。
ストーンに描く曼荼羅模様とマインドフルネスが深い関係にあることがおわかりいただけたのではないでしょうか。
「ちょっと最近疲れているな」と感じているときは是非スローダウンを意識してみてくださいね。