Amazonでお買い物はこちら≫

アクリル絵の具の仕上げ剤(ニス)の種類と塗り方

ドットアート

以前レジンコーティングでの仕上げの方法を書きました。

レジンコーティングでの仕上げのいいところは、レジン特有の質感とツヤ感です。

コスパ最高! UV・LED対応レジン液「まさるの涙」でストーンをコーティング
レジンは種類がたくさんありますが、そのなかで今回は「まさるの涙」という口コミでも評判のレジン液を試してみましたので、その特徴をまとめてみました。 ↓こちらが実際にレジンコーティングをした作品です。 ...

コーティングのやり方は好みもありますので、やりやすい方法や自分が納得できる仕上げ方法をみつけられるといいかなとおもいます。

わたしは、石膏の質感だったり絵の具で出すドットの立体感や触り心地がすきなので、そういったことを損なわないような仕上げが好きです。

そこで今回は、質感などをなるべく損なわないように作品を保護する仕上げ剤について解説していこうとおもいます。

ニスについて

ニスは作品が完成後に綺麗な状態で長く保管する為に仕上げに塗るものです。

ニスは大きく分けると「油性ニス」と「水性ニス」の二種類が有りますが、アクリル絵の具を使う場合は、両方のニスを使うことができます

たとえば、
・石膏を作ったあとに絵の具を乗せる前にニスを塗りたいというときは水性ニス

・絵の具で描いたあとに全体のコーティングをするときは油性ニス

といったように使い分けをするのもひとつの方法です。

ニスの種類

また使用するニスによって、光沢を出したいときや質感をあまり変えたくないときな

「グロス(つや有り)」、「サテン(半ツヤ)」、「マット(ツヤ無し)」

の3種類に分けられますので、作品のイメージによってお好みで変えることができます。

アシーナの「ポリウレタングロスニス」はトールペイント用の水性ニスですが、曼荼羅ストーンの仕上げ剤としても使用することができます。

速乾性(15分~30分)があり透明な仕上がりになり紫外線などからも守ってくれます。

変色することもありませんし、強固な仕上がりで水に濡れても大丈夫です。

また、塗りやすくて筆ムラも出にくく、二度塗り・三度塗りすることで耐久性も増しツヤ感も増します。

ニスの塗り方

ニスを塗る前に、ニスのボトルを数回、泡が立たないようにゆっくり混ぜます。

作品の大きさに合った、筆を使って30度くらいに倒して、左右に均等に筆を動かし薄く塗ります。

基本的なニスの塗り方は

1回目ニス→乾かす
2回目ニス→乾かす
3回目ニス→乾かす

といった感じで二度・三度塗りすると良いでしょう。

ニスを重ね塗りする場合は、必ず乾いてから塗りましょう

スプレーニス

ニスは上記のような液状タイプの他にスプレータイプがあります。

アシーナのスプレーはこちらです。

デコアート社からもスプレータイプのニスが出ています。

スプレータイプのニスは、手っ取り早くできるというメリットがあります。

ニスを使用する環境

なるべくニスを塗るときは、ペイントにしてもスプレーにしても乾きが早い晴れの日が好ましいです。

曇りや雨の日ですと、乾きも遅いうえにまれにうっすら白い膜が貼ってしまうような感じになるときがあります。

まとめ

素材感をなるべく損なわないような仕上げにしたいというときのニスについてご紹介しました。

好みはそれぞれありますので、いろいろ試してみるのも面白いとおもいます。