シリコンモールドで曼荼羅ストーンを描くための石(ストーン)をつくる方法です。
まずは材料を揃えます。
ストーンを作るための材料
- ポリ容器
- 石膏
- 水
- 型(シリコン素材のモールド)
- スパチュラ
使用した石膏は吉野石膏のハイストーンNです。
ハイストーンNは強度に強くて割れにくいという特徴がある石膏で工芸品・美術品などに適した石膏です。
- 混水の量 40%くらい
- 流し込み時間 3分
- 凝結時間 始発10分/終結35分
- 膨張率 0.30%
- 引張強度 2.5MPA
スパチュラは石膏と水を容器の中で混ぜる道具です。
スプーンや割りばしでも大丈夫ですが、最後まで石膏を取り切るにはスパチュラが一番良い道具です。
石(ストーン)のサイズは直径9センチ×2.5センチの楕円です。
ストーンの作り方
石膏と水を混ぜるための容器を用意します
容器はホームセンターに売っている使い捨てポリ容器を使いました。
たくさんの量を計測したいときなどは、目盛付き内容器がおすすめです。
水と石膏を混ぜます
混水量は粉1KGに対して420mlなので
今回使用する粉125gに対して52.5gの水を用意します。
水の適温は10度~15度。あまり冷たいと固まるのに時間がかかります。
用意した水にゆっくりと石膏を加えます。
一度に大量に落すとダマになり硬化後気泡ができてしまいます。
放置してなじませませたあとよく混ぜます
水に石膏をくわえたら1~2分ほど放置してなじませます。
なじませたらスパチュラ(割り箸でもよい)を使って3分ほどよく混ぜ合わせます。
混ぜていると粘度が増してとろみが出てきますので、シリコンモールドに流し込みます。
型へ流し込む時は、気泡を巻き込まないようになるべく隅から行います。
型に流し込んだあとこぼさないようにトントンとして気泡が出来ないように空気を抜きます。
固まるまで待ちます
大きさにもよりますが、30分ほど置いているとだんだん熱が冷めてきます。
熱が冷めてきたらシリコンを外します
モールドから石膏を取り出します。
よほどのことがない限りは割れないとおもいますが、割らないように注意してください。