アクリル絵の具を長いこと使わない状態で放置して、いざ使おうと思ったときに絵の具が分離しているけれど、まだ使えるのだろうか??
といった経験ありませんか?
曼荼羅ストーンで使用するデコアート社アメリカーナは、色に寄り切りですが、放置しておくと自然に分離してきます。
なんなら購入したばかりですでに分離してることもあります。
アクリル絵の具が分離しているとき
実は使っても大丈夫な期限はなく絵の具のボトルにも使用期限の記載がありません。
では、分離してしまった絵の具はどうしたらよいのでしょうか。
「分離しているからもう使えない・・」と捨ててしまうのは非常にもったいないです。
分離している場合、まずはたくさん振ってみてちょうどいい具合に混ざるものもあります。
振っても混ざらないアクリル絵の具はどうする?
どれだけ振っても混ざらない場合もあります。
・ボトルの下の方で絵の具の成分がが沈殿している
絵の具のメディウムと顔料が完全に分離してしまっている状態
・小さい塊が混ざっている
一度固まってしまった絵の具が、液状の絵の具と混ざっている状態
このような場合は、スパチュラなどを使ってボトルの絵の具をたくさん混ぜます。
キレイなドットを描写できれば問題ありませんので、心配でしたら、試しにいらない紙などで試しに描いてみましょう。
アクリル絵の具は、塗っている時にしっかりと色が出ていれば乾燥したあともその状態をキープすることができます。
絵の具を混ぜたけれどドロっとしているとき
スパチュラで混ぜたけれど、水分が足りてない感じで描きづらいというときは、パレットなどにボトルでかき混ぜた絵の具を出し、少量の水をスポイトなどを使って入れて混ぜます。
アクリル絵の具の寿命
基本的には、アクリル絵の具の寿命は絵の具として使用できればエンドレスだとおもいます。
しかし、アクリル絵の具が分離している状態で
- 降ってみる
- ボトルの中をスパチュラでまぜる
- 濃度がこいときは使う分だけ水で薄める
ということを試してみて、それでも良い絵の具の状態がキープできないというときは、アクリル絵の具の寿命なのかなとおもいます。